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自然災害や感染症時における「防災福祉連携協定」を締結

7月15日、社会福祉法人恵母の会と美濃市の社会福祉法人成蹊会じょうけいかいは、自然災害や感染症拡大時に電力の供給や災害支援品、応援人員で相互に連携する「防災福祉連携協定」を締結しました。

防災福祉連携協定を締結した社会福祉法人恵母の会と美濃市の社会福祉法人成蹊会

調印式では、恵母の会・宇野隆夫理事長、成蹊会・毛利信順理事長が協定書に署名し、締結しました。

防災福祉連携協定締結式の様子

 

式の最後に、防災福祉車両をご覧いただきました。
この車両は既存のリフト車(福祉車両)に、恵母の会が独自開発した発電システムを搭載しており、各法人に2台ずつ配置します。
災害時、施設に安定した電力を供給することができるようになり、また、離れた地域の2法人が連携することで、被災リスクを軽減させることができます。

防災福祉車両

防災福祉車両の社内の様子

 

調印式について、岐阜新聞に掲載していただきました。

岐阜新聞2022年7月16日紙面

 

恵母の会では、2020年より介護施設BCP(事業継続計画)のみならず、施設間の相互支援方法を模索し、「電力供給」「災害支援品」「応援人員」の3つを目的としたハイレベルな共助体制構築に力を入れてきました。
そうしたなか、社会福祉法人成蹊会と新型コロナウイルスによる感染症に対応協議を皮切りに、法人の枠を超えて連携を行うなどの取り組みを経て、「自然災害+感染症」を災害と捉え、2法人4施設による「防災福祉連携協定」の調印となりました。

引き続き防災に注力し、共助体制構築の輪を県内に広げていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。